16~18日にかけての順位変動はアルゴリズムのものではない?変動に関するGoogle側の言及
2015年06月29日
当月6月の16~18日にかけて、各所にてやや規模の大きい順位の動きが確認されました。
この規模の変動となりますと、Google側でのアルゴリズムの変更に関するアナウンスなどが通常あります。傾向としては、内部コンテンツに関するアルゴリズムである「パンダアップデート」に近い推移が懸念されましたが、今回の変動に関してGoogle側ではその件に関して特別な関与していないとの内容を明言しております。
・Google側はパンダアップデートによる変動ではないと主張
近々パンダアップデート更新が実施されることがGoogleのゲイリー・イリーズ氏より囁かれていたようですが、先日のGoogleのHangoutによるウェブマスター向けのセッションにおいては、Googleのジョン・ミューラー氏により、「特にアップデートが発生しているわけではない」といった内容が共有されています。
・サイトのセキュリティ(SSL、HTTPS)に関するアルゴリズムでもない様子
今回の件について、「サイトのセキュリティ(SSL、HTTPS)に関するアルゴリズムによるものではないか」という意見も出ていました。それについて、海外のSEO業者の方よりGoogleのゲイリー・イリーズ氏にTwitter経由で質問があったようですが、その関連性について否定するツイートも確認されております。
・まずはパンダアップデートに向けて、基本的なことを見直しが推奨
要約すると今回の変動は、特別なアルゴリズムの発生によるものではなく、常に自動的に行われている平常アルゴリズムによる影響であることが懸念されます。
要因は引き続き調査し推移を確認していくべきですが、既に予定されている手動のアップデート、「パンダアップデート」も控えておりますので、これを機にサイトコンテンツや、サイト内キーワードの比率の見直しなど、基本的なことを見直していくことで、今回の変動における改善点も見えてくるかもしれません。