「Googleのアップデートを振り返る」

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「Googleのアップデートを振り返る」

 

2019年も早いもので残り1ヵ月となりました。
2019年のSEOは、コンテンツの質が益々重要視され、権威性が問われる年だったと実感しております。
とはいえ、まだ1ヵ月弱残っておりますが。

 

今回は、2019年に実施されたもの含め、これまでにGoogleが実施してきたアップデートを振り返ってみたいと思います。

 

1)パンダアップデート

2011年より実施されたパンダアップデート。名前は可愛いものの、低品質なコンテンツの検索順位を下げるコンテンツの内容に対し、待ったをかけたアッデートです。
当時は日本語として通じない意味不明な自動的に生成されたコンテンツなどが多く存在していたこともあり、ユーザーの満足度を満たせない為、低品質なコンテンツは上位表示が出来なくなりました。

 

2)ペンギンアップデート

2012年より実施されたペンギンアップデート。質の低い被リンクが多くついているサイトが上位表示しているものに待ったをかけたアップデートです。
当時は、被リンク数が多ければ多いほど検索順位が上がりやすい時代だったため、質の低いリンクを大量に設置するサイトが多く存在し、そのようなサイトはGoogleからペナルティを受けました。
ここから被リンクにも質が求められる時代へと変わっていきます。

 

3)ハミングバードアップデート

2013年に実施されたハミングバードアップデート。検索ワードに対し、そのワードの意図や背景・文脈を理解することによって、より関連性の高い検索結果を返すアップデートです。
会話型検索の処理能力が向上され、導入前は、検索ワードの個々にフォーカスし、それぞれに対する検索結果を返していたのに対し、導入後は、より関連性の高い検索結果を返すことが出来るようになりました。

 

4)ベニスアップデート

2014年に実施されたベニスアップデート。検索ユーザーが検索している位置(エリア)に合せた検索結果を返すアップデートです。
近くでラーメン屋を探したい場合、日本各地で「ラーメン屋」での検索結果は異なるというものです。

 

5)クオリティアップデート

2015年に実施されたクオリティアップデート。コンテンツの品質向上を目的とし、質の高いコンテンツをより評価するといったアップデートです。
※パンダアップデートは低品質なコンテンツを対象としていますが、クオリティアップデートは、アルゴリズム全体を対象としております。

 

6)RankBrain(ランクブレイン)

2015年に導入されたRankBrain(ランクブレイン)。検索ワードとコンテンツの関連性をAI(人工知能)が判断する検索アルゴリズムです。

例)
検索ワード:令和天皇
検索結果1位:徳仁 – Wikipediaのページ

AIが判断し正しい検索結果を返してくれるようになりました。

 

7)モバイルフレンドリーアップデート

2015年に実施されたモバイルフレンドリーアップデート。スマホの普及に伴い、モバイルでの検索ユーザーが増加したことにより、モバイルに最適化されているページをモバイル上で上位表示させるものです。
当該アップデートにより、モバイルで見やすいサイトが増加しました。
※モバイルに限定されており、PCでの検索結果に影響はありません。

 

8)インタースティシャルアップデート

2017年に実施されたインタースティシャルアップデート。WEBページにアクセスした際、ページ一面が広告で覆われた状態となる、インタースティシャル広告が表示されるページに待ったをかけたアップデートです。
ユーザーにとって操作のしにくい不便さを感じるものを対象としています。

 

9)アウルアップデート

2017年に実施されたアウルアップデート。フェイクニュースといった偽物のコンテンが上位表示されないために実施されたアップデートです。
当該アップデートの実施により、信用性の薄いコンテンツは上位表示がされないようになっています。

 

10)モバイルファーストインデックス

2018年に実施されたモバイルファーストインデックス。2015年のモバイルフレンドリーアップデートから数年、スマホの普及・モバイルでの検索ユーザが大半を占める時代に突入し、モバイルページの評価を軸としてインデックスするようになりました。
こちらが実施されたことにより、PC&モバイルも、検索結順位の決定の基準となるのはモバイルページとなりました。

 

11)BERTアップデート

2019年に実施されたBERT(バート)アップデート。「BERT(バート)」という自然言語処理技術を検索システムに導入したもの。
この自然言語処理技術により、複数の単語で構成される検索ワードや、会話型の検索ワードに対し、より関連性の高いページを返すことができるようになります。
※現時点において日本ではほぼ影響はありません。

 

12)コアアルゴリズムアップデート

1)~11)のアップデート以外で、Googleが定期的に実施しているコアアルゴリズムアップデート。
Googleが検索アルゴリズムの核となる部分を大きく見直し、内容を更新するものです。

 

 

 

これまで実施されてきたGoogleのアップデートの歴史を纏めてみました。
振り返ってみると、どれも検索ユーザーにとっての利便性に繋がるものばかりです。
コアアルゴリズムアップデートは、これからも定期的に実施されていくでしょう。
上記のアップデートを再度見直し、コアアルゴリズムアップデートが実施された際、
順位向上が期待できるサイト改善を目指してみては如何でしょうか?

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