「BERTの採用と明確なコンテンツ」

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「BERTの採用と明確なコンテンツ」

 

過去最大のアップデート!?BERTに迫る

 

Googleは、10月25日、「BERT」と呼ぶ最新の自然言語処理技術を検索エンジンに採用したと発表しました。

 

※現時点における実施は英語圏のみとなっておりますが、過去最大のアップデートと呼ばれるほど大きく取り上げられております。

 

強調スニペットにもBERTは使われ、強調スニペットには導入されている20数か国で機能しているようです。(日本語でも影響が出ている様子)

 

そもそもこのBERTとは一体どんなものなのでしょう?

自然言語処理(NLP: Natural Language Processing)の技術の一種で、“Bidirectional Encoder Representations from Transformers”の頭文字をとって「BERT」です。

 

自然言語とは?簡単にいうと、私たちが普段使っている言葉が自然言語です。
コンピュータは人間のように自然言語を正確に理解することができません。

 

私たちはGoogle検索で自然と検索結果を先読みして検索していることがあります。
ここでいう先読みした検索とは、自分が知りたい情報をGoogleからより正確に返してもらう為に、検索術を使った検索のことです。

 

検索術といってもそう難しいものではありません。

 

例えば、「広島ではないお好み焼き」とGoogleで検索してみると、広島県の人気お好み焼き店や、広島お好み焼とはというように、
広島のお好み焼き情報が検索結果に表示されます。
※関連ワードにも 広島 お好み焼き ランキング・広島 お好み焼き 深夜というように、広島のお好み焼きの情報に遷移するワードが表示されています。

 

これは「ではない」という単語が「広島」にかかっていることを的確に認識できないから起こる現象です。

 

私たちなら、「広島 お好み焼き」 や、「広島 お好み焼き おすすめ」のように、検索するでしょう。
これは問いかけるように検索をしたとしても、Googleが求めるアンサーを返してこないケースがあるということを私たちは知っているからです。

 

「BERT」は、このような文法を理解することができるという特徴をもっています。

 

導入され、Googleの理解度がアップすれば検索結果は全くの別物になると筆者は考えます。

 

そしてこの「BERT」は、よりニッチなロングテールのワードに効果を発揮すると考えられています。
例としては「新宿で30分以内に広島ではないお好み焼きを食べたい」のようなものです。

 

確かに自然に話をしている感覚で返っているページがマッチしていたら便利ですが、
BERTが検索エンジンに採用された導入背景は2つ存在します。

 

1:スマホが主流になった

今では小さな子供から高齢者までスマホを持っている時代です。
スマホがあることによって「検索」という行為が簡単且、日常的になりました。
こうなったことにより、検索ワードが多様化し、検索エンジンにはこれまでよりも高度な処理能力が求められるようになったのです。

 

2:音声検索を行うユーザーの増加

OK Google!でおなじみのAndroid搭載スマホでは、「明日の天気は?」といったように会話をするような形で検索するユーザーが増えてきており、
この音声検索における検索ワード複雑化も、導入背景に繋がったと考えられます。

 

このBERT導入に備えSEOの観点からやるべき対策はあるのかという点も気になる所でしょう。

 

結論=特別な対策は不要。

 

やるべきことは、ユーザーの問い(検索意図)を満たしてあげられる品質の高いコンテンツの提供です。
BERT導入により、クエリの理解が向上する訳ですから、そのクエリに対して的確な「情報」の提供がこれまで以上に重要となるといえるでしょう。

 

 

 

 

 

明確なコンテンツの提供

 

SEOにとって欠かせない存在であるコンテンツ。
聞き飽きたという方もいるかと思いますが、SEOで重要な要素は「コンテンツ」です。

 

何故、「明確なコンテンツの提供」が必要なのかを紐解いていきます。

 

ページに書いてある文章が検索ユーザーの求める内容になっているかという点が重要です。

 

私たちは知りたい情報を検索(Googleに伝えます)します。Googleはその問に対し、膨大な数の情報の中からベストだと考えるアンサーを瞬時に返します。

この時に、Googleのシステムの中で起こっていることとして考えられるのが、検索ワードに対し、「関連性」の高いコンテンツ選んでいるということです。

Googleは記載されている内容が真実であるかを把握することは出来ません。但し、コンテンツの正確性はランキング要因にも繋がるということもGoogle側は発言しています。
一見矛盾しているようですが、以下のように捉えるとよいでしょう。

 

「Googleは、コンテンツそのものの正しさを判断することは出来ないが、評価・信頼されているサイトを優先しているため、結果として正しい情報を返しているといえる」

 

このように考えれば、コンテンツの正確性も満たしているように思えませんか?

 

実際に検索して1ページ目に表示されている各ページの内容が100%真実かどうかを判断できるのは、その道の「専門家」しか出来ないと思います。

 

※「専門家」=「専門性」のあるコンテンツは非常に重要です。

 

ユーザーの求めるニーズは日々変化していきます。
Googleもそれに合わせるために日々変化していることを忘れないで下さい。

 

ユーザーの求めることが変われば、明確なコンテンツの内容も変わる筈です。

 

 

狙った検索ワードに対し、あなたのサイトに記載されているコンテンツは明確になっていますか?

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