「インデックス状況の確認方法」
2021年04月8日
インデックスとは?
インデックスとは、簡単にいうと検索エンジンの中に記憶されているサイト情報の事です。
GoogleのクローラーがWebページの情報をデータベースに登録しています。
Googleの検索結果でページが表示されるには、Googleに「インデックスされる」ことが最初として重要になります。
つまり、ページがインデックスされていない場合には、検索結果に表示されることはなく、いくら専門的で高品質なコンテンツのあるページを用意したとしましてもSEO上、意味は持たなくなってしまいます。
Web上には星の数ほどのサイト・ページが存在する一方で、Googleはその全てをインデックスするものではありません。
Googleは、ユーザーにとって有益と考えるサイト・ページに関すてはより早くインデックスしようとしますが、そうでない場合は遅くなったり、インデックスしない場合もあります。
インデックスを確認する方法
・site:コマンドを活用する
Google検索時に、site:を先頭にしてその後にドメインを入力して検索すると、目安のインデックス数がざっとヒットします。
また、ページ単位で、インデックスされているかどうかを調べたい場合にも活用シーンはあります。
しかし、こちらはあくまで目安となり、正確な数値とはせず、参考値として捉えるようにしましょう。
・Search Consoleを活用する
正しいインデックス状況を調べるためにはSearch Consoleを活用します。
Search Console内のメニュー「カバレッジ」より、インデクス状況の確認ができます。
こちらに表示される状態は以下の4種類となります。
1:エラー
インデックスされていないページ数の確認をすることができます。
また、対象となるURLの確認も行えますので、何故インデックスされていないかの確認・対応を行います。
2:有効(警告あり)
インデックスとして登録されてはいつものの、注意点のあるページです。
サイトに対する影響は少なく、数も少ない場合には急ぎで対応する必要はありません。
3:有効
こちらがインデックスされているページとなります。
「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」というものがありますが、こちらは、サイトマップ送信をしていないURLではありますが、サイトマップ送信以外の方法でGoogleが該当するURLを見つけてインデックス登録されたという状態です。
サイト内で新しいURLを見つけたのでインデックス登録はしたものの、送信されたサイトマップには、このURLは記述されていないというものです。
インデックス登録したいURLがリスト化されている場合は、サイトマップから送信し、重要性が低い等、あえてクロールをさせたくないという場合には、noindexの設定を推奨致します。
4:除外
エラー以外の原因でインデックス登録されていないページを意味します。
重複など、クローラーの回遊性に悪影響を及ぼす可能性が考えられますので、該当ページ数が多い場合には、優先度を上げて対応するようにしましょう。
また、Search Consoleでは、URL検査ツールを活用すると、特定ページのインデックス状況の確認を行うことも出来ます。
こちらでは、インデックス登録状況の他にも、
「モバイルファーストインデックスに移行しているか否か」の確認も行えます。
インデックス状況の確認方法をご説明してきました。
更新頻度が高いサイトやGoogleに品質が高いと認められているサイトではない場合、直ぐにインデックスされることは難しいこともありますが、
インデックス促進をする手段として、
リンク(内部リンク・外部リンク)、XMLサイトマップ、URL検査ツールのインデックスリクエスト機能というものもあります。
また、サイトの品質を高める為に、品質の高いコンテンツを提供し続けるというもの重要です。
インデックス状況を定期的に確認しながら、サイト運営を行うことを推奨致します。