「2023 年 9 月ヘルプフルコンテンツアップデートが実施!」

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「2023 年 9 月ヘルプフルコンテンツアップデートが実施!」

 

 

 8 月から 9 月にかけて大きなアップデートが 2 つ実施

 8 月末からこの 1 か月の間、検索ランキングに大きな変動はありましたでしょうか?もし、あまり変動がなかったり、順位が上がっていたりする場合には、質の高いコンテンツが掲載されていると考えていいでしょう。他方、このタイミングで順位に大きな変動があった場合にはコンテンツ作りに注意が必要です。もしかしたら、ユーザーの求めている情報を提供できていないかもしれません。

 

 

 

ヘルプフルコンテンツアップデートとは

8 月から 9 月にかけてコアアップデートと、ヘルプフルコンテンツアップデートという大きなアップデートが 2 つ実施されました。ウェブサイトを運用している我々からすると、「ランキングが変動する可能性があるもの」と同じように見えてしまいますが、名前が違うだけあって、その意図も違うものとなっています。

コアアップデートとは、Google が定期的に行う検索アルゴリズムの大幅な改修で、今年の 3 月にも行われていました。特定の分野の変化がおこるというものではなく、「コア」というだけあって、ユーザーが使いやすい検索エンジンに向けてベースからの改修が行われるのが特徴です。ヘルプフルコンテンツアップデートは、よりユーザーにとって役立つ(helpful)コンテンツが評価されるようになるアップデートです。インターネットで調べものをしていると、検索エンジン第一に作成されたコンテンツを見ることがあります。キーワードを執拗に入れていたり、文字数だけを稼いだり、答えのない問いを立てて注意だけを引こうとしたりするコンテンツです。そういったコンテンツは、上位に表示されることがあっても、検索意図から離れたものになり、ユーザーの検索体験を毀損してしまいます。これは Google が目指す像とはかけ離れているでしょう。故に、ユーザーにとってよいコンテンツを提供できるウェブサイトを評価するために、このようなアップデートを行っているのです。

 

 

 

どのようなコンテンツが評価されるのか

 ヘルプフルコンテンツアップデートでは、どのようなコンテンツが評価されるのでしょうか。Google は以下のページにその詳細を示しています。(https://developers.google.com/search/blog/2022/08/helpful-contentupdate?hl=ja&authuser=0

 

先述した通り、大前提は検索エンジン向けに最適化されたコンテンツよりもユーザーにとって役立つコンテンツであるということです。そのため、最低限以下の 4 つのポイントを意識してコンテンツを作成することで検索順位の改善が見込まれます。

  • ユーザー側のニーズがあり、そのニーズを持ったユーザーが訪問した際に有用であると感じてくれる
  • 作成されたコンテンツは、実体験や専門的な知識をもとに作成されており、それが明確に示されている
  • ウェブサイトには、軸となる目的やテーマがあり、コンテンツの内容もそれに準じ一貫している
  • ウェブサイトを訪れた際に、検索目的を果すために十分な情報を得ることができる

 

 

 

こんなサイトは注意

 先ほどは、ユーザーにとって役立つコンテンツを作成する際に意識するポイントを紹介しましたが、逆にこのようなコンテンツは注意が必要と言えるものを紹介します。今回のアップデートでランキングを落としてしまっている場合、無意識に以下に示すようなことを行ってしまっているかもしれません。改めて自分のコンテンツを振り返って考えてみましょう。

検索エンジンに合わせて、複数のトピックを設定してしまっている

キーワードをたくさん入れることで流入を増やそうとしている場合には要注意です。ユーザーの検索は目的をもって行います。その中で情報をあれもこれもと入れてしまうと、ユーザーの検索意図を満たしてあげることが出来ず、別のウェブサイトへ行ってしまい結果的に順位を落とす結果となってしまうでしょう。

 

 

実際の経験や深い洞察がなく、ただの他サイトの要約になってしまっている

 自分の体験や意見を入れずに、ただ既存のサイトを要約しているいわゆるコタツ記事となっている場合には要注意です。そのサイトである必要がなくなってしまいます。実際の体験をもってオリジナルなコンテンツを作成しましょう。情報が十分でなく、ユーザーが再検索を行ってしまっている

 ウェブサイトの情報が十分でなく、検索の目的が達成できない。そうなるとせっかくウェブサイトに訪れたユーザーも次のサイトを探すべく再度検索を行ってしまいます。そうなってしまうと Google は十分な情報がないと判断し検索順位を下げてしまいます。

 

 

実際には答えのない質問にコンテンツ内で答えることを示している

 こちらは特別に記述する必要はないでしょうが、流入だけを目的としてユーザーのニーズを煽るだけのコンテンツは大きく評価を下げます。例えばまだ決まっていない商品の発売日や、映画の公開日など、どこにもない情報をあたかも載っているように記述すると、ページを見ても情報が得られずユーザーの検索体験を毀損してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

ウラワザのない時代に

 これまでの SEO の歴史の中では、「粗悪でも記事が大量にあれば評価される」「長文のコンテンツでキーワードを大量に入れれば評価される」など“ウラワザ”のような対策が行われてきており、実際にそういったウェブサイトが評価されてきたという背景がありました。しかし、2022 年に開始されたヘルプフルコンテンツアップデートを始めとした Google のアルゴリズムのアップデートにより、そういったウラワザは意味をなさないものへとなっていきました。これはユーザーにとって最も良いことです。検索した際に最上部に表示されるウェブサイトが、知りたいことを網羅している。そんなユーザー体験に向けて私たちが出来ることは、ユーザーにとって役立つコンテンツを作り続けることだけでしょう。思えば、ファミコンやゲームボーイといった時代には、ゲームが発売されるたびにそのウラワザが雑誌に掲載され、学校で話題になっていました。しかしそういった穴抜け的なものは現在表立って出てくることはありません。実直に、ユーザーのニーズを満たすことこそが、ウラワザのない時代の歩き方なのかもしれません。

 

 

 

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