「重要な更新多数!3 月に発表された 3 つの更新について解説!」

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「重要な更新多数!3 月に発表された 3 つの更新について解説!」

 

 

3 月に行われた 3 つの発表

2024 年 3 月は SEO 対策という観点において情報量の多い月となりました。6 日には、Google は2つのアルゴリズムアップデートとガイドラインの更新を発表しました。アップデートのうちの一つは「コアアルゴリズムアップデート」で、昨年の 11 月以来の発表となります。もう一つのアップデートは「スパムアップデート」であり、加えて前日 5 日に発表されたのが「Google 検索品質評価者向けガイドライン」の更新でした。今回は、この 3 月に行われた3 つの発表についてそれぞれ説明していきます。

 

 

           

「コアアルゴリズムアップデート」

 3 月に行われた 3 つの発表のうち、まず解説するのが「コアアルゴリズムアップデート」です。このアップデートは過去数年にわたり行われてきており、2023 年には4 回の実施が行われました。“コアアルゴリズム”とあるように、検索アルゴリズムにおける中核となる部分の更新であるため、影響の出るサイトが少なくありません。Google の行うアルゴリズムアップデートの中でも最大規模の順位変動を起きると考えられるのが「コアアルゴリズムアップデート」です。通例ではコアの部分の更新あるが故に具体的なアップデート情報が少ないのがこのアップデートですが、今回 Google はいくつかのアナウンスを行いました。

まず、今回のアップデートはこれまで以上に複雑なアップデートであるということで、複数のコアシステムへの変更が行われることが示唆されています。それ故にロールアウトには 1 か月程度かかる可能性があり、過去と比べてランキング変動が大きくなることが予想されています。また、ユーザーにとって価値の低いコンテンツの順位を下げる「ヘルプフルコンテンツアップデート」が、コアアップデートに組み込まれることとなり、今後「ヘルプフルコンテンツアップデート」としてアナウンスされることがなくなりました。

 

 

 

「スパムアップデート」

 「スパムアップデート」は、スパムとして判断されるコンテンツに対するアップデートです。AI ベースのスパム防止システムである「SpamBrain」のアップデートにより、スパムを検出する機能を改善し、ユーザーにとって利用価値の低いコンテンツを検索結果に表示させなくすることが狙いです。

今回のアップデートではスパムポリシー違反として判断する行為を 3 種追加しました。

 

 

Expired domain abuse

 Expired domain abuse とは、日本語に訳すと「期限の切れたドメインの悪用」です。期限の切れた中古のドメインを購入し、過去のドメインの評価を利用しながらユーザーにとって価値の低い低品質のコンテンツを掲載する行為がこれにあたります。

 

 

Scaled content abuse

Scaled content abuse とは、日本語に訳すと「大規模に作成されたコンテンツの悪用」です。AI やツールを用いて大量生成されたものや、同じものが何度も複製されたコピーコンテンツなどがこの対象となります。

 

 

Site reputation abuse

 Site reputation abuse とは、日本語に訳すと「サイト評判の悪用」です。すでに高い評価を得ているサイトを利用して、第三者が全く関係のないコンテンツを作成することがこれにあたり、昨今問題視されている寄生サイトがこの対象となります。

 

 

 

「Google 検索品質評価者向けガイドライン」

「Google 検索品質評価者向けガイドライン」は、Google が検索エンジンの品質を評価するために、外部の品質評価者に向けて示す資料となります。このガイドラインは、直接サイトの評価に直結するものではありませんが、どのような基準をもって評価を行っているかを知ることができるため、これを参考にすることでウェブサイトの改善を見込めます。今回の更新では、「Untrustworthy Webpages or Websites(信頼できないと判断されるページ)」に、その例が追加されました。今回追加された例は、コンテンツ上にいくつもの誤った情報や、重大な誤りを含んだ情報を掲載している場合には信頼を落とすというものです。また、最低品質ページの具体例にも 2 例追加され 2 例とも自動生成を行った後の人間による監修が行われていないコンテンツへの指摘です。昨今、生成 AI によってコンテンツ作成が簡易化していますが、他方で完全に手放して人間の手が加わらないことで誤った情報を掲載することや、文脈の整合性が失われてしまうということに対しての注意喚起と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にコンテンツを判断するのは私たち

 今回、3 つのアップデートを見てきましたが、全体を通して自動生成コンテンツに対する Google 側のスタンスが改めて確認できるように思えます。自動生成コンテンツそのものが要因としてランキング順位が低下することはありません。ただ、自動生成されたコンテンツは誤りを含む場合や文脈に整合性がない場合があります。そのような不十分なコンテンツの結果が、ランキング順位の低下へと結びついてしまいます。もし、今後 AI による自動生成コンテンツを使うという場合には、私たち人間が監修し、オリジナリティも加えることで評価されるコンテンツを作成しましょう。

 

 

 

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