「SEOは何のために行う?」
2025年01月10日
新年、あけましてめでとうございます!
本年度も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、今回のテーマですがそもそもSEOは何のために行っていますか?
きっと多くの方がこの様に答えるでしょう。
「検索結果の上に表示させたいから」
筆者も半分同感です。
では何故半分にしたかというと、上記の回答では明確な目的が抜けているからです。
何かを行う時には必ずと言っていい程目的が存在する筈です。
例えば不要になったものをフリマサイトに出品したとしましょう。それは不要品であってもどうせ捨てるなら少しでもお金にしたいという目的若しくは、不要になったからこれで〇〇円の利益を得ようという明確な目的をもって出品する人もいるでしょう。
どちらの目的が明確かと問われたら当然後者の方が目的は明確だと答える人は多いのではないでしょうか。
ぼんやりとした目的を持っている人と明確な目的をもっている人では行動に移す際の実施内容も違ってくる筈です。
引き続きフリマサイトでの出品を例として考えていきましょう。
たた出品をするぼんやりとした目的を持つ人は出品する商品の写真をどの様に何枚位撮影するかイメージしてみて下さい。
恐らく多くて3枚位で商品の本来の色味が伝わるかどうかも怪しいです。
一方、明確な目的を持っている人をイメージするとどうでしょうか?
撮影場所、光の当たり具合や背景などにも拘りを持ち、商品の本来の魅力がより伝わるような工夫をして様々な角度からその商品がどんなものなのかが伝わるように何枚も撮影するのではないでしょうか。
画像素材が出来たら今度はタイトルと説明文の作成です。
例えば服を探しているとサイズが記載されていないケースを見ませんか?
写真が如何に魅力的で素敵でも自分に合うかどうかも分からない服を買う人はいるでしょうか?
少なくともしっかり実寸が書いてある方が安心しますよね。
それに加え、その服がどんな生地で作られておりどんな特徴があるのか。また、状態は良いのかどうかなども重要です。
不要になった服なのか明らかにぼやけた写真と説明文もない商品が出品されているのをたまに見かけることがありますが、それで売れると思っているのが不思議に思う時があります。。
一方で、自分が欲しい服が凄く綺麗に映っているとやはり説明文迄見てしまいます。
写真をどう撮るかだけでもその商品が購入されるかもしれないという可能性の土俵迄にいくことが出来ます。
そこから説明文を見て自分に合うものなのかを判断し、後は価格面が合うかどうかになってくるでしょう。
この流れなんだかSEOに似ていると思いませんか?
不要になった服を〇〇円で売りたいという明確な目的があれば、その目的を達成できるようなアクションを自然と実行していく筈です。
ぼんやりと少しお金になればいいやという目的を持っている人とは同じフリマサイトの土俵の中でも見てもらえるかどうか・売れるかどうかを比較した場合では大きな差が生まれるでしょう。
これはGoogleという検索エンジンの土俵でも同じ事が言えると思います。
こういったキーワードでの検索時に自サイトを上位表示させ、月間でこの位のアクセスを集め・そこからこの位の成約を狙っていくという明確な目的を決めてSEOに臨むか否かで実施するアクションも自然と変わってくるでしょう。
Google検索もフリマアプリにも共通して言えるのは、その先にはユーザーが居るということです。
サイトと商品は媒体を通してその先に居るユーザーへ的確に魅力を届けるという事が大切です。
SEOは何のために行う?
もし、単純に検索結果の上に表示させたいからと考えていた場合には、新しい気持ちで何のために行うのかを今一度目的を意識して考えてみては如何でしょうか?