「Googleマップ口コミの重要性と獲得方法」
2025年03月10日
前回、「マーケティングの視野を広げよう」というテーマの中でMEOについて軽く触れましたが、今回はGoogleマップの口コミの重要性とその獲得方法について語っていきたいと思います。
何故今なのか?
海外からの旅行者も増えたこともあり、現在店舗ビジネスを実施している方にとってGoogleマップでの集客(MEO)は非常に需要が高まってきているのです。
MEOは難しい…とお考えになる方もいると思います。
ただ言える事としましては、出来ることはあるということです。
そこで今回は「口コミ」に着目して説明していきたいと思います。
結論から言いますと、口コミの投稿はGoogleマップで上位表示するランキング要素の一つで非常に重要な要素となっております。
●口コミが投稿されるメリット
メリットとしては大きく3つあります。
①集客効果の向上
Googleマップを見た人の実に50%以上が口コミを見て来店予定の店を変えた経験があるといわれている位に集客に影響します。
それには口コミの数や点数も勿論関与しており、同じ上位に表示されていたとしても口コミの内容で来店者数に差が出ると言えるでしょう。
②信頼性
口コミは実際に行ったことのある人のリアルな声を見ることが出来る非常に有益な情報源です。初めて店舗に行く人は投稿されている口コミを見て店舗のイメージ作りを活かしていくでしょう。
評価=信頼性でもあり、基準値としては口コミの評価3.7以上の店舗は特に信頼されやすい傾向にあります。
③Googleマップの検索順位が上がる
既に前述でも触れておりますが、高評価口コミが多い店舗は上位に表示されやすい傾向にありますので、質の高い口コミを多く獲得するという目標立てはとても重要です。
●口コミはどの位集めるべき?
口コミ数が重要なことは分かりましたが、一体どの位の数を獲得したら良いのでしょうか?
新規で開業した場合は最低で10件の口コミ数の獲得を狙っていきましょう。
この数値はどんなジャンルにでも言えることだと筆者は考えております。
ビジネスの開業時には実際にその店舗が営業しているのかどうかGoogleは中々判断することが出来ない為、店舗開業当初はGoogleへのアピールも含め10件の口コミ獲得を目指していきましょう。
こちらをクリアしたら次の目標数を決めていきます。
エリアを含む特定ワードでの検索結果でGoogleマップの1ページ目で最も多く口コミ獲得している店舗を見つけましょう。
その店舗の口コミ投稿数が仮に1000件だとします。
この時点でいきなり1000件を狙いにいくという過剰な目標は立てなくともOKです。あくまで最高値を把握する目的です。
続いて1~10位の平均値をざっと算出しましょう。
仮に300件だとした場合、この数値を1年以内に追い越せるペースで目標として設定すると良いでしょう。
更に細かくいうと、3ヶ月以内に100件の獲得を狙っていくと尚好ましいです。
この辺りでGoogleからの評価が高まってきていると想定されます。
(※業種やターゲットワードによって狙っていく数は異なりますのでまずは10件を目指しましょう。)
●口コミの獲得方法とは?
口コミの獲得方法は主に4つです。
①店舗スタッフが直接依頼する
これが最強です。但し、それぞれの業種で最適なタイミングがあることを踏まえた上で。
例えば飲食店なら来店時に声をかけるよりもお帰りになるタイミングの方が好ましいでしょうし、美容系等では施術している間の談笑中等が良いタイミングと言えます。
②インセンティブの提供
前提としてGoogleはインセンティブを餌に口コミ投稿させるのを禁止しておりますが、SNSやLINEへ登録してもらえばインセンティブを渡すというのは全く問題ないのでSNSや公式LINEに誘導してインセンティブを提供して口コミを促すという手法も有効です。
③SMSやショートメール
相手の連絡先が分かる場合にはこういった手法で口コミを促すのも有効です。
④店内POPやチラシの活用
店内で口コミ投稿の手順が載ったQRコードのPOPを用意しておくのはもはや常識です。
来店者の立場になり見えやすい場所に用意をしましょう。
やらないよりやってみる
口コミを集めるのは難しい。中々集まらないといった声をよく耳にしますが、全力でやっていますか?
実際の店舗営業が忙しいのは分かります。その上で実際に声をかけるかどうかで集客・売上が変わるとしたら声をかけないよりかけた方が良いですよね。
口コミだけが検索順位の決定要素ではないのでこの点は勘違いしてはいけませんが、自分達で出来ることで検索順位を上げることが出来るのならやるべきです。
加えて内部修正や更に外部施策でビジネスの強化を狙っていく際には私達が変わりになって代行させていただきます。
店舗集客を向上されたい方は是非意識してみては如何でしょうか。