Google、モバイル検索内でAMP化(Accelerated Mobile Pages)サポート
2016年09月30日
■AMP(Accelerated Mobile Pages)とは
AMPページとはGoogleでのモバイル検索時に超高速で表示されるページを指し
検索結果に現状ではカルーセル形式で表示されます。
・ニュース系を主にレシピやイベント情報などの静的コンテンツが表示対応
・WEBサイト全体ではなくページ単位でAMP化が可能な為、通常のWEBサイトにAMPページを作り表示も可能
・AMPページで表示させるか否かはWEBサイトのページ内に「link rel=amphtml」が存在すればGooglebotが巡回し見つけ次第、すぐにAMPのページと認識し取得する事ができる
上記から考察するにAMPはGoogleも以前公表しておりましたが、モバイル検索結果がPC検索を上回っている状況が影響しております。
ここで、モバイルフレンドリーとの違いに関して記述致します。
まずモバイルフレンドリーの場合はユーザーがモバイル検索時に見やすく最適化されているWEBサイトでなければなりません。
その為、モバイルフレンドリーは検索順位にも直結しています。
一方でAMP化はモバイルフレンドリー問わずモバイルでの検索上で超高速で表示されるページとなります。
その為、AMP化にすることで検索順位が変わることは現状ではない状況となります。
モバイル検索で表示されるWEBサイトに関して表示スピードはとても重要(離脱に繫がる)となることから
Googleが推奨するモバイルフレンドリーもAMP化もどちらの対策もビジネスに合わせ対応することをおすすめ致します。
PC表示のみのWEBサイト→モバイルフレンドリー(推奨)
モバイルフレンドリー→AMP化(ビジネスに合わせ)
またGoogleでは現在AMP化の始め方を含めた、役立つ情報をGoogle+にて更新してくれています。
参照URL:
https://plus.google.com/+GoogleWebmasters/posts/7T6iqd73jKp
■AMP対応ページがモバイル検索結果に表示
AMP対応ページ、AMP化されたWEBページが検索上のカルーセルのみでなく検索結果で表示されることとなります。
現状では米Googleのみで対応されている状況となりますが、今後ゆっくりとしたペースでモバイル検索結果でのAMP化が進んでいく流れとなりそうです。
After 8 weeks of developer preview AMP is slowly rolling out to all Google search results on mobile.https://t.co/xlcMTWZLRw
— Malte Ubl (@cramforce) 2016年9月20日
AMP化へ対応するにあたりGoogleはウェブマスター公式ブログにてAMPの始める方法をご紹介しております。
今後、WEBサイト管理者はビジネスを見極めてAMP化の対応を行うことでよりユーザービリティとなるサイト運用が可能となります。
日本でのGoogle検索結果にてどのくらいでAMP化が進むのか気になる所となりますので、今後も情報を得ながら更新して参ります。
参照URL:Search Results are officially AMP’d
https://search.googleblog.com/2016/09/search-results-are-officially-ampd.html
参照URL:Accelerated Mobile Pages を始めるには
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/09/interested-in-accelerated-mobile-pages.html
参照URL:ウェブマスター フォーラムに寄せられた AMP に関する質問をご紹介します!
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/09/webmaster-forums-top-amp-questions.html