AMP対応ページが日本でのモバイル検索結果にて表示を開始
2016年10月31日
ついにAMP対応ページが日本のGoogleモバイル検索上で表示されます。
GoogleJapanBlogにて10月21日に発表がありました。
>Google Japan Blog: モバイルウェブを速く、快適に ? AMP プロジェクト 1 周年
https://japan.googleblog.com/2016/10/amp-1.html
10月となる当月からモバイル検索内の結果ページにて、AMP対応ページへのAMPラベル表示が開始されたという
内容となります。
■AMP(アンプ)とは
Accelerated Mobile Pages(アクセラレイティッド・モバイル・ページ)を略しAMP(アンプ)と呼ばれております。
androidやiphoneなどのモバイル端末でWEBページの表示速度が超高速化となる仕組みです。
詳しくはこちら(http://seohopper.jp/staff/accelerated_mobile_pages-2/)
・Mobilefriendly(モバイルフレンドリー)
ユーザーのモバイル端末に最適化されたWEBサイトの表示が必須
(モバイル検索順位の変動あり)
モバイルフレンドリーテストツール
https://search.google.com/search-console/mobile-friendly
・AMP(アンプ)
PC、モバイルフレンドリー問わずサイトページがAMP化していれば
モバイル検索結果で表示、尚且つ表示速度が超高速化
(モバイル検索順位の変動なし)
AMPテストツール
https://search.google.com/search-console/amp
モバイル体験を向上させるためにGoogleが発足させてきた「AMPプロジェクト」から1年が経ちます。
その間に、下記のような検索結果TOPのカルーセル形式にてAMPページを表示させたりと、
徐々にAMP化が進んでおり、Google側もモバイルフレンドリーと同様にAMP対応ページを推奨してきました。
AMP化に対応したモバイルサイトのページに関しまして、検索結果での表示にAMPラベルが付与されます。
現在、AMP化を確認することが出来る検索結果は、ゆっくりと展開が進んでいる状況となり、
通常検索結果とAMP化している検索結果がどちらかが表示される状況となっております。
※AMP表示結果が確認できない場合は何度かリロードをすることをお勧めいたします。
■検索順位とAMPの繋がり
モバイルサイトのページをAMP化することで、AMPラベルが付与される流れとなります。
その際にAMP化へと変更することでGoogle検索での順位変動が起こるかが気になる所では
ありますが、現段階ではモバイル通常ページをAMP対応にしていれば、ラベルが紐づけられ
AMPページが表示されるのみとなり、検索順位には影響しないと言われております。
しかしながら、Googleが通常の検索結果でAMPページのサポートを開始したことから、
コンテンツによってはAMP化を行うことでユーザー体験を高めることに繋がりますので
検討することがいいのかもしれません。
■AMPテストツール
AMP化へと対策を行った際に実際にAMPとGoogleに認識されるかどうか
テストツールをGoogleが公開いたしました。
ただしくAMP化へと実装されたかどうかの確認を行えます。
Google Search Console AMP テスト