Googleの動向に合わせたECサイト向けのコンテンツ作成
2014年01月8日
現在のGoogleのアルゴリズムは多数の条件をサイトから読み取り順位の決定要因としております。最近の傾向において特にみられるのは、ユーザーにとっていかに有益な情報を掲載しているかどうかが一つの要因になってきているとされています。
過去のSEOにおいては対策ページにキーワードを入れておけば上位表示するケースもありましたが、昨今ではユーザーの求める部分をしっかり提示したコンテンツが上位に表示される傾向にあります。
現在のSEOに合わせたコンテンツ作成について、ECサイトからのそれらの特長を具体的に何点か見て参考にしていきましょう。
①人気・話題のものと絡めたコンテンツ更新
ユーザーが検索するのは、話題性が高いものがその多くを占めます。そのため、いま流行りのもの、話題のものと関連する商品があれば、それと絡めた商品をまとめて紹介するページを作成することで、ユーザーの流行に対する関心を既存の商品と結びつけることができます。
たとえば、オリンピックが話題のときに、その時に関連性のある商品や、話題の選手などに紐づけて商品紹介ができれば、商品情報がより有益な情報へと変化します。
ただし、無理やり関連性を見い出して内容の薄いコンテンツになることになりかねませんので、避けるようにしましょう。
②商品を選ぶ上でサポートになる「比較」ページを作る
ユーザーが商品を選定する時によく検索の方法には、
「[商品名] 比較」
「[商品名] 一覧」
「[商品名] デメリット」
「[商品名] ランキング」
など、複数の商品を比較するための追加ワードを合わせた検索方法が見られます。
これらは、より安いもの、良いものを買う上で、その商品の価格や質をより明確にし納得するための検索ワードとして検索していることが想定されます。
これらの検索ワードに対応したコンテンツを作成することで、ユーザーの商品内容の理解を深めることができ、購買意欲を高めることにつながるコンテンツになっていきます。
また、これらの比較の内容は更に細分化でき、
例えば食品のECサイトの場合
「[商品名] 比較 国産」
「[商品名] 国産 送料無料」
など、消費者の視点に合わせて行くと更にワードが見えてきます。
ユーザー目線での見方に合わせることで、
より「比較」ページのコンテンツ価値を広げて行くことができます。
これらの比較ページにも、それぞれ個別の文面でのテキストを入れることで、よりキーワードとの関連性も深まり、検索エンジンに最適化するサイト構成にもつながっていきます。
③第三者(ユーザー、専門家)の意見をコンテンツにしていく
Googleは、そのページにしかないオリジナリティのある文章があるページがあることを上位表示の要因の一つとしていることが、昨今ますます想定されております。
その中でも、特に最近ではユーザー個人個人の声(商品レビュー)や、ユーザーが求める専門的な内容(用語集、コラムなど)など、情報資料として有益なコンテンツを追加すつECサイトは、コンテンツがしっかりとしたサイトとして順位評価を受けるケースが見られます。
各商品ページごとの詳しい説明や、口コミレビューなどのテキストを載せることはSEOの内部対策として有効とされますが、テキストがサイト内のどこかからの転載であったり、同一の口コミが別ページにも存在するなど、そのような状態は重複コンテンツとなりかねますので、新規にオリジナルのコンテンツやレビューを追加することが望まれます。
また、①で記載したコンテンツの話題性などに絡めるために、第三者の意見が拡散する仕組みとしてツイッターやfacebookに紹介するソーシャルボタンなども設置することで、評判の拡散やトラフィック向上による評価も期待できます。