Google、新モバイルフレンドリーアップデート
2016年05月30日
●モバイルフレンドリーとは
スマホ対応に適していないWEBページのランキングを下げるアルゴリズムとしてGoogleが昨年の4月から実施しました。
以下、ウェブマスター向け公式ブログより
・携帯端末での検索の掲載順位にのみ影響する
・世界中のすべての言語で検索結果に影響する
・ウェブサイト全体ではなく、個々のページが対象となる
参照URL:
モバイル フレンドリー アップデートを開始します
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/04/rolling-out-mobile-friendly-update.html
過去記事:
Googleがスマホ対応をモバイル検索のランキング要因にすると発表、4月21日導入予定
http://seohopper.jp/staff/mobile-friendly/
●5月からモバイルフレンドリーアップデート
Googleは今年3月にWEBマスター向け公式ブログにて5月から段階的にモバイルフレンドリーのランキング要素の効果を高めるアップデート実施するとアナウンスをしていました。
今回のモバイルフレンドリーアップデートは予定通りとなり、日本を含む全世界で実施が確認されております。
段階的とのアナウンスでしたがGoogleのジョンミューラー氏によりますと以前から展開はしていたが今はアップデートは完了しているとのことです。※下記、ジョンミューラー氏によるアップデートは既に完了しているとのツイートです。
@TomoyukiSugao this has been rolling out for a while now but is now complete.
— John Mueller (@JohnMu) 2016年5月12日
参照URL:
ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/03/continuing-to-make-web-more-mobile.html
今回のアップデートは現状でモバイルフレンドリーに対応しているサイトに関して影響を受けることは薄く、またモバイルフレンドリーに対応しているWEBページ(モバイルフレンドリー)だけで検索順位が決まることではありません。
他のアルゴリズムと組み合わせて、ユーザーのクエリと関連性が高いページが順位に表示されるため、モバイルフレンドリーでないページも検索順位の上位になる可能性は高いと推測されます。
●今後のモバイルフレンドリー対策
現状でモバイルフレンドリーに対応をしていなければ、モバイル対応をすることを推奨いたします。
クエリとの関連性が高ければ上位には表示される可能性として高い事はあげられますが、今回のモバイルフレンドリーアップデートで少なからずアルゴリズムの影響を受けることになる可能性は考えられます。
ユーザービリティを考慮しますとモバイル対応は必然的となり、Googleもモバイル対応に関して力を入れていることが分かります。モバイル検索ユーザーに対し最適で関連性が高く優れた体験を提供するうえでも、モバイルフレンドリー対策は考えていかなければなりません。
●新モバイルフレンドリーテストツール
以前のモバイルフレンドリーテストツールが進化しました。Google公式ブログでアナウンスされております。
参照URL:
新しいモバイル フレンドリー テスト ツール
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/05/a-new-mobile-friendly-testing-tool.html