Google、モバイル検索とHTTPSの最新動向
2017年01月31日
検索結果のスニペットの日付はアルゴリズムで自動化
検索結果に表示されるスニペット内の日付とは、そのコンテンツが更新された日付として、ユーザーが観覧する判断基準としている可能性が高い存在となります。
英語版となるオフィスアワーにてジョンミューラー氏が質問者に回答しております。
私たちサイト管理者側で、検索結果のスニペットに表示される日付を、構造化データでマークアップする事によっても指定することはできません。
日付に関する判断は全てアルゴリズムが自動で判断するため、コンテンツを作成した公開日から編集した更新日どちらが表示されるかを決める事が出来ないのです。
明らかに適切ではないと思われる日付が表示された場合は「Googleプロダクトフォーラム」から質問をすることを推奨いたします。
Google グループ
https://productforums.google.com/forum/#!home
Chrome 56から非HTTPSサイトに警告
これまで、Googleは幾度となく常時SSL化を推奨して参りました。その結果もあり多くのサイト管理者様がHTTPSへと更新しております。
しかし、現在でもまだ数多くのサイトが非HTTPSとなる事からGoogleは徐々に非HTTPSサイトに対して警告を出し始めてきました。
今回は多くのユーザーが利用している「Chromeブラウザ(Chrome 56)」にて、ユーザーの大切な情報であるパスワードやクレジットカード入力ページがHTTPS非対応の場合、ユーザーに分かりやすい警告を出すことをGoogleは当月中に行うと予想されます。
New “non-secure password urls” message from GSC as we approach Jan 2017. Also notice the the long-term plan of marking ALL non-secure pages pic.twitter.com/HiHNOV7cqv
— Glenn Gabe (@glenngabe) 2016年12月27日
今後もGoogleはHTTPS非対応のサイトに関して、次の警告を出す可能性が御座います。パスワードやクレジットカード入力ページは勿論となりますが、HTTPS化をまだ実装していないサイト管理者様は、そろそろ対応(SSL化)を行うことがユーザーのサイト離脱防止になる事と考察されます。
モバイルファーストインデックス(MFI)導入について
モバイルファーストインデックスについては2016年に話題となりましたが、実際の導入日に関して何時頃をGoogleは予定しているのかが気掛かりでした。
英語版のオフィスアワーにてMFIの導入時期をGoogleのジョンミューラー氏は2017年の後半頃と予想をしております。
現在もMFIのテストをGoogleは行っており、明確な日程はまだ調整段階と考察されます。
MFIの導入にあたり何かしらの不具合含め問題となりそうなサイトに関しては「search console」で通知をしていくと公表しておりますので、導入日が決まり何ヶ月か前には先に「search console」で通知から導入がそろそろと判断することになる可能性が御座います。
モバイルファーストインデックス(MFI)については以前の記事をご覧ください。
GoogleがPCからモバイルファーストインデックスを予定 | 成果報酬型SEO対策 - SEOホッパー
http://seohopper.jp/staff/mobile-first-index_201610/
Google、モバイルファーストインデックス(正式導入予定)の実験を開始 | 成果報酬型SEO対策 - SEOホッパー
http://seohopper.jp/staff/mobile-first-index/