Google、次回のモバイルフレンドリーアップデートでモバイルのページ表示速度がランキング要素の可能性
2016年06月28日
Googleのゲイリー・イェーシュ氏(Gary Illyes)がSearch Marketing Summit Australia 2016にて、数か月後にと公言したことを、イベントに参加していたThe SEM Postのジェニファー・スレッグ氏(Jennifer Slegg)が報じています。
・モバイルページ表示速度
現状ではGoogleの仕様として、PCを元にモバイルのランキングにおけるシグナルを使用している状況となります。その為、現状で起きている問題点としてPCの表示速度が早ければモバイルでの表示速度が遅くてもモバイルのランキングで悪影響が起きることがない状況となります。
Googleはマット・カッツ氏、ゲイリー氏が共に以前からモバイルでの表示速度に関して、今後ランキングの要因となる可能性、Googleが望んでいることとして、表示スピードを重要と促しており、対応している段階であると公表しておりましたが、いつ頃からと具体的な時期は分からない状況でした。
今回も明確な時期は不透明となりますが、数年後か数ヶ月後かの問いに対して数ヶ月以内にはとゲイリー氏は発言しております。
現状ではランキング要素となる可能性として計画段階となります。
前回のアップデートが段階的となりますが先月に実施された為、数ヶ月後となりえる次回のモバイルフレンドリーアップデートで、表示速度に関しランキング要素となる可能性はございます。
・モバイル表示速度チェックツール
モバイル(スマホ)表示速度に関しまして、Googleは近年AMPに力を入れており、高速表示化は今後、必然になると思われます。
※Google、2月23日AMP対応の検索結果表示を公開
(http://seohopper.jp/staff/google_0223_amp/)
現状でモバイル対応ページを既にお持ちのWEB管理者さまはGoogleが推奨しているPageSpeed Insightsを試す事が望ましく思われます。
今後ページ表示速度がランキング要素となる可能性がある、なしに関わらず、モバイル表示速度を含めるモバイル化に関しまして意識をした対策を行うことがお勧めとなります。
参照URL:PageSpeed Insights