ガイドライン違反通知時にサンプルURLの提示を開始(米Google)
2013年07月6日
ウェブマスターツールの仕様変更に関する情報です。複数の検索アルゴリズムのアップデートに合せ、ガイドラインの違反通知に関しての改善も行われた模様です。
ガイドライン違反サイトへの明確な問題提示
こちらは、Googleのウェブマスターツールを通じてサイト管理者にガイドライン違反を通知する際に、「具体的な違反箇所を示したサンプルのURLもあわせて提示する」という仕様変更のアップデートです。今までは違反通知の際に、ガイドラインに違反した箇所に対して具体的なURLの提示はありませんでしたが、今回のアップデートによりその機能が実装されました。
ウェブマスターツールのガイドライン違反通知とは
Googleのウェブマスターツールに登録していると、サイト自体にGoogleのガイドラインの基準を満たさず問題があり改善が求められる点がある場合に、ガイドライン違反通知が届きます。ガイドラインを確認し違反箇所を特定したうえで問題解決を行う必要があります。
違反した内容が分かり易くなった
今回の「具体的なURLの提示」の実装により、サイト管理者が内部改善に取り掛かりやすくなることが考えられます。これによりGoogle側によるユーザーへの不正リンク対策を行う上での配慮が感じられますため、今後こういった不正リンクに関する問題解決に対し、Google側の前向きな解決を望む傾向がみられているのではないかと考察されます。
参考:
米Google、ガイドライン違反通知時にサンプルURLの提示を開始 http://searchengineland.com/google-webmaster-notifications-now-to-show-example-urls-162972