GoogleのAMP最新情報「Live Ticker」更新
2016年08月30日
Googleはモバイル検索時に導入されたAMP対応に現在、最も力を入れております。
現状でモバイルページに関してスマホ対応(モバイルフレンドリー)かAMPの2つがGoogleが推奨している内容となります。どちらかの対応をするべきという訳ではなくどちらも重要な対策となります。
スマホ対応ページ(モバイルフレンドリー)
WEBページに関してGoogleがSmartPhoneページとして対応しているWEBサイトを常に表示しているかどうか、主に下記対策を取っているかどうか
・Flashなど携帯端末で一般的なソフトウェアを使用していないかどうか
・テキストサイズやリンク、ボタン等含めユーザーが見やすく使いやすいコンテンツとなっているか
(画像のサイズや横にスクロールやズームせずに見れるかどうか)
AMP(Accelerated Mobile Pages)
検索結果に現状ではカルーセル形式で表示され、超高速でのWEBページ表示が可能。
・ニュース系を主にイベント情報など静的コンテンツが主に表示される
・通常のWEBページに追加でAMPページを作成し表示させることが可能
■AMP対応ページがスマホ対応より主流になる可能性もあり
GoogleはAMPページを通常のモバイル検索で表示するテストを実施しています。
これまでAMPページはモバイル上部のカルーセル形式のみでの表示でしたが、
今回WEBサイトでAMP対応をしているページとスマホ対応(モバイルフレンドリー)
が検索結果に混在して表示されていることが確認されています。
GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)によりますと、常に実験やテストを行っているとのことで、今後実際にAMPページが優先になるかはユーザーの反応を確認しながらとなりそうですが、可能性としてはAMPページがスマホ対応ページに代わる可能性も考察されます。
@glenngabe@JohnMu we’re experimenting and testing things all the time. You’re most likely seeing that
— Gary Illyes (@methode) 2016年8月12日
参照URL:Roadmap
https://www.ampproject.org/roadmap/
■Live Ticker(ライブ ティッカー)AMP専用のセクション
・現状でAMPカルーセルの上に対応しているページ
・AMP対応となる最新のコンテンツが掲載
GoogleによりますとLive Ticker(ライブ ティッカー)はカルーセル上の位置に大きく掲載されるページとなり、クエリに最も関連した最新のコンテンツが掲載されます。
Live Ticker(ライブ ティッカー)の導入予定はパブリッシャー向けの発表会で公表され、今年の秋ごろに公開が予定されています。
Live Ticker(ライブ ティッカー)を含め、現在Googleが検索にAMP対応ページを混在させるテストを行っていることから、今後のモバイル検索では上からAMP対応のLive Ticker(ライブ ティッカー)、次にAMP対応のカルーセル、その次に通常の検索結果が表示されます。
モバイル検索結果では、今後AMPを掲載するセクションが増えると想定されるため、AMP対応に関して今後の動向を注視することが重要となりそうです。
参照URL:Pitch deck: Inside Google’s plans to give AMP pages more prominence in search results