Googleランキング要因の重要度について
2017年09月30日
■Googleのランキング決定要素
この要素に”重要度トップ3”といった順番付けはない
Googleのジョン・ミューラー氏はこうコメントしているが、
AI(人工知能)の技術を採用したRankBrain アルゴリズムの存在をGoogleが明らかにした際に3番目に重要なランキングシグナルは、RankBrain。と、
またこれに続き、1番目、2番目はコンテンツとリンク。であると別のGoogle社員の口から発せられたそう。
これによるとTOP3は
1.コンテンツ
2.リンク
3.RankBrain
と、いうことになる。
しかしクエリによって重要度は異なってきます。
ジョン・ミューラー氏によれば、
ランキング付けには多くの要因を使うため、いろいろなことに依存する。
そのため、“TOP3”以外でも様々なランキング要因となる要素は存在しています。
・内部要因となるタイトル
・ディスクリプション
・H1
・コンテンツ(重複)の見直し
上記の施策対応を意識し、対応することが大切です。
We use so many factors for ranking, it really depends on a lot of things. IMO there's no "top 3" list. We use links, but also lots more.
— John ☆.o(≧▽≦)o.☆ (@JohnMu) 2017年9月18日
またGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏によれば、
クエリやどのシグナルが大切になるかの結果によって非常に変わってくる。
そのためランキング要因に順番を付けることはできない、と。
I didn't give a top 3. I actually said that it very much depends on the query and the results which signals count more
— Gary "鯨理" Illyes (@methode) 2017年9月18日
■大切なのはユーザーのクエリに対する関連性
ユーザーのクエリに対して、関連性があり素晴らしい結果をアルゴリズムは表示しようとする。また、これ以外はすべてさまざまに変化をする。
ランキング要因に最適化しようとするのは、短期視点の思考。
アルゴリズムを分析して、そのためにアクションを起こすことは結局は検索エンジンにフォーカスしています。
私たちがフォーカスすべきはユーザーなのです。
Googleのランキング要因重要度などといったものは存在しないのです。
ですので、
私たちは常にユーザーにとって見やすく、使いやすいWebサイトを作ることを心がけることが一番大切ということです。