ペイデイローンアップデート3.0について
2014年06月21日
2014年6月11日、Googleが3回目のペイデイローンアップデートの実施を発表しました。
http://searchengineland.com/googles-payday-loan-algorithm-3-0-rolling-now-193954
一ヶ月ほどで行われた同種のアルゴリズムアップデート
前回のアップデートから1カ月足らずで更新となった今回のペイデイアップデート3.0。スパムサイトを対象にした前回(2.0)のアップデートに対して今回(3.0)は、スパムが横行している検索クエリに対して適用された模様です。頻繁なアルゴリズム改善から、Google側のスパムに対する改善意識がより強まっていることが推察されます。
ペイデイローンアップデート(3.0)についての概要
米、シアトルで開催されたSMX AdvancedでGoogleのマット・カッツ氏は、今回のペイデイアップデート3.0は、前々回の1回目と同様、ウェブスパムが横行する検索クエリが対象となるものと説明しました。
これはかねてより注視されてきた悪質な対象クエリに対する指導をより強化することが真意にあると推測され、「payday loan(即日ローン)」「カジノ」「バイアグラ」としたスパムの多さでは常連のクエリも再度対象として含まれています。
今回のアップデートによる影響について
ペイデイローンアップデート(3.0)の発表後の検索順位変動について、予想されていた大きな影響は出ていない模様です。特定クエリのみの影響となるためと考えられますが、Google側の「検索結果をより良いものにする」という意向としては変わりません。今後もSEO対策においては一般対策ワードにおいても、過剰な最適化について注意するよう意識することが重要であることが考察されます。