nofollowタグでもペナルティの影響はあるのか
2013年12月1日
GoogleのMatt Cuttsによるウェブマスター向けの解説動画にて、nofollowタグ(外部リンクとして貢献しないことを示すタグ)についての言及がありました。
これに伴い、今外部リンクでどのような問題が示唆されているのかを見ていきます。
Googleによる外部リンク取り締まりの強化の背景
昨今のアルゴリズムアップデートに伴うGoogleのガイドラインの基準と、それに合わせた順位評価の精度はますます高まっており、ユーザーにとって利便性の高いサイトを高く評価する傾向がより一層強まっております。直近でも、外部リンクに関しましてはペンギンアップデートが起こっており、悪質な外部リンクの取り締まりなども強まっている傾向が一部で見られております。
ブログからのコメントリンクもスパムに成り得ることも
ブログなどの媒体を利用したコメントスパムという手法も、過去のSEO対策では有効ではあったかもしれません。しかし、今のガイドラインと検索エンジンの精度においては、こういった問題のあるリンクを受けているサイトは手動対策(ペナルティ)などの処置をウェブマスターツールより受け取ることもあります。
nofollowタグがついていても問題あり?
そして、そういったことが起こらないように多くのブログなどの管理者はコメント欄からのリンクをnofollowタグ(外部リンクとして貢献しないことを示すタグ)に設定しております。これなら、コメントスパムなどの媒体となってもペナルティの対象にはなりませんが、あまりにも大規模で悪質なものに関してはペナルティを受ける可能性もあることをGoogleのMatt Cuttsは動画にて示唆しています。
Googleは、ユーザーにとって利便性の高い検索エンジンを目指しているため、そういったガイドラインに違反したリンクは問題ありと判断される可能性もあるということを覚えておきましょう。
サイトの運営上では、Googleのガイドラインに沿っているかどうかを逐一確認していくことは難しいかもしれませんが、どれも「普通に運営していれば問題はない」レベルのもので、よほどのガイドライン違反などをしなければ大きな問題はないと思われます。