モバイルファーストインデックス(MFI)導入は2018年以降か
2017年06月29日
米シアトルで開催されていた ”SMX Advanced 2017” のモバイル ファースト インデックス
をテーマにしたセッションのなかでGoogle のゲイリー・イリューシュ氏が「MFIの導入はおそらく数四半期は先になりそうだ」と発言をされたことから、2017年の導入はないとみられ、早くて2018年の導入になりそうです。
MFI の導入を Google が正式に発表したのは昨年10月で、今もテストは続いていますが、具体的な日程はまだ未定とのこと。
参照サイト: Google、モバイルファーストインデックス(正式導入予定)の実験を開始 | 成果報酬型SEO対策 – SEOホッパー http://seohopper.jp/staff/mobile-first-index/
発表時点では、2017年に導入予定だった
エンジニアたちは2017年の導入を目指していたようですが、実現はほぼ無理な情勢。。
3月に開催された SMX West 2017 では MFI導入は数か月先で、2018 年まで遅れる可能性もなくはないとのことでした。
当時、可能性としてはかなり低かったのですが、現状では2018 年への遅延が確実なものとなりそうです。
実施のタイムラインはまだ決まっていないとのことなので2018年に導入といっても、いつ頃なのか、具体的な日程についてはやはり未定のようです。
さらにイリェーシュ氏は、「モバイル ファースト インデックスへ完全に移行するまでには4〜5年くらいかかるかもしれない」とも発言していたそうです。
Could be 4 or 5 years before Google has an entirely mobile first index. @methode #smx
— Jennifer Slegg (@jenstar) 2017年6月13日
早々にモバイル ファースト インデックス (MFI)の導入が実現したとしても、本当に完成となるまでには継続した改良が必要になってくるのでしょう。
クオリティニュートラルを目指して
モバイル ファースト インデックス (MFI) の導入が遅れている最大の理由として、想定している検索結果を作り出せないところにあるようです。
PC 向けページをメインにインデックスしている現在の検索結果と、モバイル向けページをメインにインデックスする MFI 後の検索結果に生じる相違を Google は最小限に抑えることを命題にしています。
ところが、インデックス対象が切り替わることによって発生するさまざまな要因によって、検索結果の品質を維持することが難しいようです。
そもそも、モバイル ファースト インデックス (MFI)の目的とは、インデックスの対象を PC からモバイルへ切り替えることで、ランキングアルゴリズムの変更ではないのです。
そのためモバイル ファースト インデックス (MFI) の導入にあたってGoogleは、クオリティ・ニュートラル (Quality Neutral) を目指しています。
※“quality neutral”とは、PC ページをインデックスしている現在の状況と変わることなく、検索結果の品質を同じ状態に保つという意味です。
クオリティニュートラルを妨げる要因として、
・モバイルページに貼られているリンクが少ないことからPagerankの算出に大きな影響が出る可能性がある
・モバイル対応していないサイトが多く存在することから、モバイルページがなければPCページをインデックスするが、その際には評価が変わってしまうことも考えられる
・モバイル構成に適切に設定できていないサイトがあることからアノテーションの不備の可能性
などが挙げられており、モバイル向けコンテンツとPCページの構成の差によって様々な課題が生まれていると考えられます。
ですので、モバイル ファースト インデックス (MFIの)影響で大きな順位変動が検索結果に起きないよう、またウェブマスターを困らせるようなMFIの影響がでないようGoogleはゆっくり慎重に進めていくことが大切としています。
クオリティニュートラルに自信が持てて初めて、Google は モバイル ファースト インデックス (MFI) を導入します。
ですが、こうした問題はやはりすぐには解決できるものではないため実現までにまだ時間がかかってしまいます。いつ導入されるのかはまだまったくわからない現状ですが、Googleがモバイル ファースト インデックス (MFI)を導入することは確実で、途中で頓挫するようなことはないでしょう。
必要な情報を Google はアナウンスするので慌てずに状況を見守りましょう。