GoogleがPCからモバイルファーストインデックスを予定
2016年10月30日
Googleがモバイルファーストインデックスへの移行を予定しています。
Googleのゲイリー・イリェーシュ氏がPubCon Las Vegas 2016にてモバイルファーストインデックスへ移行を予定していると言及いたしました。
参照URL:
Las Vegas 2016 | Pubcon
http://www.pubcon.com/las-vegas-2016
Google Search Switching to Mobile First Index from Desktop Index
http://www.thesempost.com/google-switching-mobile-first-index-desktop/
現在のGoogle検索結果はPCに向けたページを評価対象(順位)としている検索結果となりますが、今後はモバイルに向けたページを評価対象(順位)とし、検索結果に反映させます。
現在はPCよりもモバイルで検索を行うユーザーが増えており、必然的な流れと見られます。PC用、モバイル用などと検索結果を分けることはせず、評価対象となるのはモバイルの検索結果となります。
具体的な移行時期に関してはゲイリー・イリェーシュ氏も明らかにしてはいませんが、そう遠くない時期と考察されます。
■モバイルファーストインデックスによる影響
影響の可能性としましては一部のサイト管理者を除き大きな影響は考えにくいと思われます。理由としましては評価対象が異なるとしましてもPCとモバイルでの話となり、同コンテンツとなっていれば評価される基準に関しては差ほど影響が出にくいと考察されます。
一部のサイト管理者とは下記のようなサイト構成になっている場合です
※PCとモバイルでのコンテンツ表示が異なるPCとモバイルの同ページを別物として作成されている場合(URLが異なるも含む)に関しては、評価結果が異なるため、検索順位(ランキング)に影響は出てきます。
※PCとモバイルコンテンツ文字数が省略している場合PC表示のコンテンツをモバイル表示の際に省略している場合も上記と同様に評価結果が異なるため、検索順位(ランキング)に影響は出てきます。
■SEO対策としてもレスポンシブofモバイルフレンドリーを推奨
PC、スマホ共に同コンテンツなので評価が変わらないなら安心という訳ではありません。実質コンテンツを含むWEBサイト上での構成におきまして、現状ではモバイルフレンドリーやAMPなどユーザー体験を重視する方向性をGoogleは進めております。
背景としましては冒頭でもお伝えしましたが、PCでの検索よりもスマホ(モバイル)での検索が上回っている状況が挙げられます。
その為、サイト管理者がモバイルファーストインデックスに向けた対策としましてはWEBサイトのレスポンシブ対応やモバイルフレンドリーなど表示速度を含めた対策、目的に合わせたAMP対応などユーザー体験を高められるWEBサイトのモバイル表示化にすることをSEO視点でも推奨いたします。