ペナルティの解除までは現状どれくらいかかるのか?再審査リクエストの内容との関連性
2015年06月30日
直近で、「Thumbtack」というGoogleからの投資を受けているサイトがペナルティを受け再審査リクエストをGoogleに送った際に、通常よりも短期間でペナルティ解除が行われた事が話題となっております。
・ペナルティが解除される早さは再審査リクエストの内容に左右される
WEBサイト管理者の皆様、誰もが受けたくはないペナルティにおいて、万が一Googleからペナルティを受けてしまった際は再審査リクエストを送ることです。
今回の場合、ペナルティが解除されるまでのスピードが早い事から(1週間も待たず)、Googleからの投資を受けているサイト(Thumbtackなど)は特別なのでは?などと疑いを持った人が多く話題となっておりました。
そこでGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が下記の最新のハングアウトにてこの話題の発言をしております。
https://www.youtube.com/watch?v=VHy4MHhL8dI
そちらを要約すると、
・特に企業の大小などに関わるペナルティ解除の優先はしていない
・ほとんどの再審査リクエストは実施内容が曖昧
・しっかりとリンクを削除し、そのアクションの結果が再審査リクエストの内容に明確に記載されてあれば解除は早まるケースもある
・何度も送られる再審査リクエストは削除のアクションの経過を確認している
といった内容となっております。
・ペナルティを解除するにはまずリンクの見直しと削除が基本
ペナルティ解除の際には過去のリンクの見直しと、ウェブマスターツールでの解除申請が必要となります。どうしても削除が出来ないリンクのみ、「リンクの否認」のツールを利用することとなります。
そのため、なるべく可能なかぎり問題のあるリンクを削除し、それを再審査リクエストの際に明確に示すことがやはり重要となってくることは今後も代わりないようです。
外部リンクによる対策が全て悪いというわけではありません。あくまで、ペナルティという状態になったときには、削除をより明確化させることが、早期ペナルティ解除に繋がりやすいということが考察されます。