ペンギン・アップデート3.0(外部リンクアルゴリズム)更新の影響
2014年10月30日
年内に発生すると言われていたペンギン・アップデート(外部リンクに関する順位アルゴリズム)ですが、17日の金曜あたりから実施がみられております。
外部リンクに関わるアルゴリズムが約一年ぶりの更新
ペンギン・アップデートは、低品質な外部リンクにより順位の下降が発生するアルゴリズムです。現状年に1回ほどのペースで更新されており、今回のペンギン・アップデートはトータルで5度目の更新となっています。
段階的なタイミングで実施。直前のパンダアップデートの影響も
今回のアップデートは、数週間かけて段階的に発生しているとのことです。そのため、11月初旬現在まで継続する可能性も大きく懸念されます。なお、今回は仕組みそのもののアップデートというより、「低品質なリンク」と判断されたリンクのデータベースの精度がより上がった、ということも推察されており、そのためか影響も段階的に見られている傾向あり、影響は極端に大きくはありません。
しかし、サイトに寄っては大きな変動の推移も懸念されております。過去のSEO対策の影響が今回のアップデートで変動として現れた可能性も懸念されます。また、直前の10月末にアナウンスがありました「パンダアップデート(サイトコンテンツに関するアルゴリズム更新)」の影響も重なり、順位下降のタイミング次第ではサイトコンテンツによる順位下降の可能性も考察されます。
過去のSEOリンクが多数検出されるケースも
このアップデートのタイミングで、過去のSEO対策のリンクがより検出されている傾向があります。ウェブマスターツールのリンクリストで検出されたリンクが増加している可能性もありますので、このアップデートに合わせて再度リンクの見直しを行ってみることが推奨されます。
(参考:http://searchengineland.com/google-releases-first-penguin-update-year-206169 )