SSL検索化がGoogleだけではなくYahooにも?(米Yahoo)
2014年02月6日
http://yahoo.tumblr.com/post/67373852814/our-commitment-to-protecting-your-information
Google Analyticsなどによるアクセス解析に大きな影響が見られるのがこの「SSL検索化」です。簡単にいえば、ユーザーの検索結果がセキュリティで守られるということです。
SSL化が進んでいる検索エンジン
昨年GoogleはSSL検索を導入し、検索結果がアクセス解析で見えられないようになりました。米のBing(マイクロソフト)でも、オプションでSSL検索化が選べるようになっております。この流れに伴い、Yahooもアクセス解析に検索結果が見られない、つまり検索クエリのデータが取得できないようになってきます。
検索クエリのデータが取得できない!
これはつまり、いままで「どのユーザーがどんな検索でサイトに来訪してきていたのか」という情報を、2大検索エンジンであるYahoo・Google両方から検索キーワードの情報が得られないということになってきます。自分のサイトの現状がわかりにくくなるため、サイトの運営においての指標が大きく左右されることが懸念されます。
Googleからの来訪は(not provided) 、Yahooは判別不可
また、キーワードが不明になるだけではなく、Yahooの場合は「Yahooからの検索による来訪かどうか」も、判別ができなくなります。Googleからの来訪は(not provided)で統一されていますので「検索による来訪」ということだけは最低限わかります。
現在、このSSL化に伴って今度どのようにキーワードを把握して行くかという部分は効果的な打開策が見られていませんので、今後のAnalyticsを利用したサイトの解析はより難易度が高くなることが考察されます。