手動対策(ペナルティー)におけるウェブマスターツールの活用

2014年01月9日

現在、Googleの手動対策通知に伴い、ウェブマスターツールを活用した対応が求められるようになってきております。

今回は、ウェブマスターツールの活用方法を、手動対策

[ 手動対策の有無を確認するGoogleウェブマスターツールの項目 ]

Googleにより手動対策が実施された場合、Googleウェブマスターツールの下記項目にて、手動対策実施に関する警告が表示されます。

①    サイトへのメッセージ

②    検索トラフィック → 手動対策による対策

[ リンク精査の必要性について ]

未だ、外部リンクは、Googleのランキング決定要因の一端として、重要な要素であることは間違いなく、現状においても順位向上に一定以上の効果がある事が確認されてはおりますが、一部のSEO効果を目的としたリンク集や有料ディレクトリサービスへの登録、相互リンクの実施など、過去のSEO手法として、SEO・順位向上に効果があるとされていた外部対策は、現在「不自然な外部リンク」として判断されるケースも増えているのが実情です。

下記、サイトのキャプチャーは、弊社が実際にペナルティ解除に携わったクライアント様の再審査リクエストを通し、Googleからペナルティーの原因であると判断されたサイトの例となります。

Googleの外部リンクに対するポリシーに大きな変化は見られませんが、冒頭に述べた通り、ウェブスパムに対する取り締まりは強まっており、上記の通り、取り締りの対象範囲も広がっているとも考えられます。

過去、SEOを目的として、自動リンク集や相互リンクなどを過度に実施したと思われる場合は、手動対策の有無に関わらず、リンクの精査を実施される事が望まれます。どのようなサイトからのリンク得ているのか全体像を把握するだけでなく、問題と成り得るサイトからのリンクを事前に特定し、悪質な場合は事前に対処するなど、未然にペナルティーを回避する事も出来ますし、万が一問題が発生しても、早期の対応が可能となります。

運営されているサイトが獲得している外部リンクは、Googleウェブマスターツールの、「サイトへのリンク」の下記項目より、「最新のリンクリスト」をダウンロードする事より確認する事ができます。

Googleからペナルティーを受けている場合においては、部分一致であれ、完全一致であれ、その手動対策の理由が、「不自然な外部リンク」によるものであった場合、リンクの精査作業は、ペナルティー解除に向けて、必ず行わなくてはならない最初のステップとなります。不自然なリンクによるGoogleのペナルティーを解除する為には、リンク精査を行い、ペナルティーの原因となっているリンクを特定し、問題となっている外部リンクをできる限り解除・除去する事が求められます。