Googleがローカル検索アルゴリズムの更新(ベニスアップデート・ピジョンアップデート)

2014年12月30日

Googleは検索ユーザーの居場所に応じて順位結果が影響するアルゴリズム「Venice Update(ベニス・アップデート)に近しい内容と思しきアルゴリズムアップデートとを日本で更新した模様です。また、それに合わせて「Pegion Update(ピジョンアップデート)」というローカル検索に関わるアルゴリズムの更新も推察されております。

Venice Update(ベニス・アップデート)とは？

Venice Update(ベニス・アップデート)は、ローカル検索（地域検索）に関するアップデートとなります。

各検索ユーザーのいる地域ごとにより最適化した内容が検索結果に反映することが考察されます。

ウェブ検索結果をローカライズし、より地域性を考慮した順位結果となることが懸念されます。現在、Googleは携帯電話やWiFiの位置情報を認識することもございます。その情報を利用するかは定かではありませんが、検索ユーザーの居場所によっては、キーワードに場所を含まなくてもウェブ検索にローカル結果が入り込む状況が考えられます。

しかしGoogleが公式で発表をしたわけではありませんのでVenice Update(ベニス・アップデート)と断言することはできませんが、よりちかいアルゴリズムが日本で更新された事は事実となりますので、今後の検索結果に様々な影響が考察されます。

英語圏のみで実施？Pegion Update(ピジョンアップデート)とは

英語圏ではすでに導入されている米国を含めPegion Update(ピジョンアップデート)が公式発表されております。

目的としては、こちらもローカル検索結果の品質改善となり、検索ユーザーにより関連性が高い結果が考えられます。

ローカル検索対策で気をつけたい基本事項

地域検索に関するアルゴリズム２種類の更新のなかで、地域ワード対策の基本事項として

「各地域ごとの対策ページを用意できているか」ということは、業種によっては考慮する必要性が高い内容となります。

例えば、「関東（東京・埼玉・千葉・茨城・神奈川・群馬・栃木）対応」という１ページだけでは無く、各都道府県ごとのページを用意したほうが、こういった地域検索の結果には最適化したページを表示しやすくなることが考察されます。それぞれ個別の内容をご用意頂くことがが推奨されます。

地域ごとのページが存在することで、Googleの進化していくローカル検索にも後々対応しやすくなることも考察されます。