検索流入ワードがより不明瞭に?キーワードYahoo検索もGoogleと同じくSSL化
2015年08月15日
2015年8月18日より、Yahooの検索エンジンもSSL化を導入したことで話題になっております。
( http://promo.search.yahoo.co.jp/news/service/SSL.html )
実際、昨年4月の段階で、米Yahooでは既にSSL化の流れが見られておりました。
> SSL検索化がGoogleだけではなくYahooにも?(米Yahoo)
> http://seohopper.jp/staff/ssl-yahoo-201401/
これがとうとう、YahooJAPANの検索でも適用されるようになりました。
・検索エンジンのSSL化とは?
検索エンジンのSSL化とは、ユーザーの検索エンジンでの検索ワードがSSLというセキュリティで守られるようになったということです。これにより、サイト運営者は「ユーザーがどのようなワードで検索してきたのか?」という情報が明確にわからない状態になってきます。
・Googleに加えYahooもSSL化、それに伴う影響
2013年時点でGoogleでもSSL化を導入しており、Googleアカウントでログインしたユーザーの検索ワードはアクセス解析ツールで確認出来ない状態(not provided扱い)になっておりました。今回のYahooでのSSL化においても、同様に検索ワード情報が確認出来ない状態になることが想定されます。
・検索クエリ情報を得るには「Search Console(ウェブマスターツール)」の活用を
日本のYahooの検索は、現状Google検索数の約半数、ワードによってはそれ以上のものも多くあります。そのYahooのSSL化で検索ワードの解析がより難航することは想定されます。現状ではサードパーティ製のアクセス解析でも検索キーワードの収集は出来ないようですので、最低限Googleの検索クエリを確認できる「Search Console(ウェブマスターツール)」の活用が推奨されます。