狭義のSEOの施策として考えられる方法のひとつに、エントリーページの作成が挙げられます。これはブラウザでの検索時に、目的とするウェブサイトを上位表示させるためのノウハウです。ドアウェイページやゲイトウェイページとも呼ばれることがあります。しかし今日では後述する通り、施策というよりはスパムと呼ばれる対象になっています。
エントリーページには、内容とは全く関係のないキーワードを多数羅列し、普通は複数のページが作られます。それらを検索エンジンに登録すると、検索結果による順位を恣意的に上げて行くことができます。さらに検索結果上位を獲得した場合には、ワンクリックで目的のサイトに移動できる仕組みすなわちリンクを持っています。これは検索結果を操作して収益を上げることにもつながるので、発覚した場合には検索エンジンからペナルティを受けます。
検索エンジンは日々進化しているため、機械的な目くらましは通用しなくなってきています。真に良質なサイトを閲覧者に提供できるよう、そのプログラムはあたかも人がひとつひとつのサイトを目視しているような制度を達成しつつあります。