SEO用語集
ロングテール理論
ロングテール理論
統計学では、分布関数の平均を取ったものは正規分布に近づくといわれてきたために、いろいろな場面で正規分布が用いられています。しかし、実は現実の世界は正規分布よりも多彩な分布になっています。正規分布では、平均から離れるにしたがって確立が減少していくのですが、現実の世界ではこの現象の具合がもっと低いと考えられています。これがロングテール理論と呼ばれるものです。
簡単に言うと、マニアックな検索ワードが検索される可能性は、意外にも高いということです。これをもとにしてSEO対策を行うことができると考えられています。マニアックな検索ワードに対して対策を行うことによって、アクセスを挙げやすくなると考えられるのです。
◎お役立ち情報
ロングテール理論
ロングテール理論を説明する際に、対になる考えがあります。
それはパレートの法則(80:20の法則)というものです。
パレートの法則とは、売り上げの80%(これが80)は、品目の20%(これが20)が稼ぎ出すというもので、より売れ筋の商品を見極めるために使います。
しかし、インターネットで取り扱う商品の場合、売れない品目の80%に当たる商品がじわじわ売り上げをあげる場合があります。
これがロングテール理論です。たまにしか売れなくてもその「たまに」がたくさん集まればそれなりの金額になります。
そしてこの理論で売るのに最適なのが音楽や本です。特に音楽は、配信という手段を使えば在庫を持つこともありませんので非常に向く商品と言えます。