費用対効果とは、コストパフォーマンスとも呼ばれ、ある行動にかかる費用（コスト）とその行動がもたらす効果（パフォーマンス）の対比の度合いを言います。行動の評価や、設備の導入に関する判定などに用いられます。

　費用と効果が数値的に算出できる場合には、効果を費用で割った割合を意味します。したがって、数値が高いほど同じ費用でより良い効果が得られることになります。このことから転じて、費用および効果が数値的に算出できない場合にも、同じ費用でより良い効果が得られることを「費用対効果が高い」と表現します。

　同じ意味の英語表現としては cost-benefit の方が一般的です。このことから「B/C」や「C/P」と略されることが多かったのですが、最近では「コスパ」と略されることも増えてきました。