手動対策解除後にも気をつけておきたいこと。

つい先日も手動対策解除を達成いたしました。クライアント様から弊社にご相談いただいたのは3月中旬ごろ。
 
完全に手動対策という状況でご相談いただいた案件でしたので、お見積後にそのまま精査を開始させていただきました。
 
過去に業者に依頼していた過剰に最適化されてしまったアンカーテキストのリンクが沢山ついている状態でしたので、リンク一件一件を確認しリンクの削除対応、そして否認プロセスを踏んで再審査を申請。
 
そして先日、解除を達成いたしました。リンクはそれなりに付いていたにも関わらず、比較的早期にペナルティの解除が達成され、クライアント様にも喜んでいいただいております。
 
 
さて、本日は解除が達成されたことのご報告とともに、解除後に注意すべき点について書かせていただきます。
 
解除達成!=すべてのプロセス終了!では無い部分もあるということです。
 
それは、Googleのサイトクロールが要因となるものなのですが、ペナルティ解除を達成した時点でGoogle側があなたのサイトのすべての被リンクを認識していたのかと言えば、実は違う場合も多くあります。
 
グーグルはあくまでも「手動対策を講じた時点のリンクリストの中に不自然リンクがあった」ということでペナルティを科しています。 
つまり、ペナルティ解除後にもGoogleが認識するリンクは増える可能性は十分にあるということです。
 
Googleが新たに認識するのは、直近につけられたリンクであるとは限りません。
 
数年前に生成されたリンクが、今になってあなたのサイトの被リンクであると認識されたりということもしばしば。 
ですから、ペナルティ解除後も特に注意しておかなくてはならないのは『自動生成系の相互リンク集』などです。 
 
自分ではどのようなサイトにリンクが付けられているのか、把握しきれていない部分があると思います。
 
当然その把握は困難ですし、無尽蔵に増えていくリンクであればGoogleですらそのすべてを把握するのにもかなりの時間がかかるというわけです。 
結果的には、解除達成された後も特に相互リンクツールなどを活用された記憶のある方は定期的にWeb Master Toolからリンクリストを取得し、Googleから新たに認識されたリンクの精査をしておいた方が良いということです。
 
正直、「イタチごっこ」状態ではありますが…。
 
自動生成系のリンクツールを使ってしまった場合には、定期的な被リンクの検証によって第2・第3の手動対策を講じられるリスクを低減することが必要となります。
 
Web Master Toolについて定期的にチェックする習慣をつけておくと、何かが起こる前の対策や、何かが起こった場合の反応速度も向上するはずです。
 
数か月に一度しか会わない人の顔色の変化はわかりづらいですが、毎日顔を合わせている人の顔色の変化には簡単に気付ける。そんなところでしょうか。
 
手動対策の時だけチェックするのではなく、小まめにチェックすることが大切!
 
毎日というわけで無くても大丈夫ですが、週に一度くらいはウェブマスターツールを見る習慣をつけてみることがおすすめです。

 

 

 

AdInte

COPYRIGHT ©  AdInte All Rights Reserved.