ディレクトリ登録もGoogle再審査不通過の原因に?-注意すべきリンク②-

SEOリカバリ精査スタッフのHです。


前回に続き今回も手動対策解除に向けて、再審査をされる際のリンク精査について書かせていただきます。


注意すべきリンクについて3つほど例示させていただきましたが、今回はまた別の注意すべきリンクです。


Google社が各有料ディレクトリサービスに対してリンクを無効化する「nofollow」の対応を求めたことが昨年明らかになって以降、多くの有料ディレクトリサービスが「nofollow」対応しはじめています。


その影響もあり、新規登録受付を停止するディレクトリや、サービス自体が終了してしまったものもありました。


Googleの検索アルゴリズム変更によって、このようなサービスの一部がリンク売買とみなされてしまったことがその原因です。


弊社が手動対策解除の取り組む中でも、そういったディレクトリがGoogle社側から指摘を受ける場面に出くわしております。




一度再審査申請を提出したあと、再審査が不通過だった場合にGoogle側から具体的なURLが例示されたメッセージが届くことがあります。



「再審査リクエスト: 貴サイトへのリンクが Google の品質に関するガイドラインに違反しています」


ウェブマスター様から再審査リクエストを受け取りました。


貴サイトへのリンクを確認しましたが、一部が現在も品質に関するガイドラインに違反しています。


URL の例:

http://○○○○.com/○○○/○○.html

http://□□□□.net/□□□/□□.html

http://☆☆☆☆.biz/☆☆☆/☆☆.html


上記の例に限らず、人為的なリンクはすべて修正するか削除してください。人為的なリンクが含まれているサイトのウェブマスターへの連絡が必要となる場合もあります。


サイトへのリンクを削除できない場合は、リンクの否認ツールを使用できます。単にリンクを否認するだけでは、再審査リクエストの承認に十分ではありません。Google では、ウェブから人為的なリンクをできるかぎり大量に削除するよう努力したかどうかを確認する必要があります。


リンクの削除には時間がかかります。Google には大量のリクエストが寄せられているため、またあなたの次の再審査リクエストが承認される可能性を高めるため、Google では今から数週間、このサイトからの他のリクエストを審査することはありません。時間を十分にとってサイトへの不自然なバックリンクを削除してから、別の再審査リクエストを申請することをおすすめします。


サイトへの手動による対策の状況について詳しくは、ウェブマスター ツールの [手動による対策] ページをご覧ください。このページからサイトの再審査をリクエストできます。


ご不明な点があれば、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。




上記メッセージのURL例示に、一部の有料ディレクトリが出ていることがまれに見受けられるのです。


登録時、料金が発生しているものですから、当然お客様の財産です。しかしながらこういった指摘を受けてしまった場合には、SEO的な効果が無いばかりか順位降下の主要因となっているためディレクトリ登録の解除をしていただく形になります。


「最近、検索順位が下がった」と感じていて、過去に有料ディレクトリに登録したことがあるという方は登録されたディレクトリの現状について調べてみることをおすすめいたします。

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