「サイトの健康診断」としてのリンク精査
2014年02月10日
「手動対策が来ていないんですが、順位が下落して困っています」
ここのところ、このようなご相談が多く寄せられています。
手動対策はされていないにも関わらず、順位が落ちてしまう。原因特定もしづらく、「どうしたら良いのかよくわからない。」というのが、手動対策でもないのに順位下落した方の本音でしょう。
まずは以下の項目に当てはまらないか再度確認してみてください。
・過去にSEO業者に対策を依頼していませんか?
・有料ディレクトリに登録していませんか?
・自動リンク生成ツールを利用したことはありませんか?
・相互リンクを生成できるサイトを利用していませんか?
一つでも当てはまるという方は、もしかすると手動対策はされていないものの悪質なリンクが存在していることがサイトに対して良い影響を与えていないかも知れません。
○SEO業者による施策リンクについて
現在も外部リンクの数は検索アルゴリズムの重要な指標とはなっているものと推測はされますが、リンク売買を疑われるようなリンクについてはGoogleが厳しい目を光らせています。
特に一つのサイトから数多くのリンクが発せられているようなものに関しては、今後も手動対策ペナルティの対象となる可能性が非常に高いものですので、注意が必要です。
○ディレクトリサービスについて
今では有料ディレクトリのほとんどがnofollow対応をしていますが、一部まだ対応していないディレクトリサービスは実際に不自然リンクのサンプルとしてGoogleから例示される事態も起こっています。
ご自身がこれまで登録されてきたディレクトリサービスのnofollow状況について一度ご確認いただくことをお勧めいたします。
○自動リンク生成ツール/相互リンクサイト現在もダウンロードが可能なソフトも多く、相互リンクサイトは今でも多く存在していますが、こういったものを使用してしまうと全くコンテンツの内容が合致しないサイトとのリンクが生成されてしまう可能性が高く、不自然とみなされる危険性が増します。また、どのようなサイトにリンク生成されるかを把握できないため、仮に手動対策の対象となってしまっった際のリンク精査の際に障害となります。
上記させていただいたように、悪影響を与えている可能性があるリンクはさまざまな要因で生成されている可能性があります。自分が記憶に無いようなリンクが貼られている可能性もゼロではありませんので、「順位が下がってなかなか戻らないな」と感じた際にはサイトの健康診断を受ける感覚で、リンク精査をされてみることがおすすめです。
もし、悪質と思われるリンクを見つけた場合には、Googleの提供する「否認ツール」を活用して、リンクの無効化をしてもらえるように申請しましょう。
基本的には手動対策を受けた人に向けてリリースされたものではありますが、手動対策を受けていないサイトが実際に活用するケースも増えています。
悪質なリンクの影響を断つために、否認ツールを活用して実際に順位が上昇に転じたケースも見られています。
仮に精査をおこなって、リンクによる外的要因に問題が無いとなれば、残るはサイトの内的要因となるでしょう。
サイトのタイトル、ディスクリプションなどの主要コードについて見直すと同時に、内部のコンテンツの充実を図ることがおすすめです。
定期的かつ、ボリュームのあるサイトコンテンツの更新することで、コンテンツパワーの増強を図ってみてください。
下落原因のわからない状況でお困りの際は、弊社までご相談ください。